カボチャでカロテン補給


カボチャは中央アメリカが原産といわれるウリ科の一年生蔓草で、日本へは天文年間にカンボジアから渡来したからその名があるとか。


当初、物珍しさはあったものの江戸っ子には味が馴染まなかったらしく、冬至にカボチャを食べるようになったのも、明治に近くなってからとみられます。


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冬至にカボチャを食べる風習は、中国から見習ったものともいわれ、昔の中国の暦では冬至がいまの正月にあたります。


この日には小豆粥を炊いてカボチャとコンニャクを食べ、柚子湯に入って疫鬼を払ったといわれます。


冬は野菜が不足するのでカボチャでビタミンを補給し、コンニャクで体内の老廃物を排出させて健康を願ったものです。


カボチャは中央アメリカが原産といわれるウリ科の一年生蔓草で、日本へは天文年間にカンボジアから渡来したからその名があるとか。


カボチャは、飢餓に見舞われたとき、救荒作物としての価値を遺憾なく発揮したようです、「南瓜食べ命つなぎし頃のこと」 (洋邦) は、一五年戦争を体験した人の句にあります。


あのときは学校の運動場もカボチャやイモ畑と化し、栽培がやさしくて貯蔵性もあり、栄養も豊かなカボチャは、たしかに命をつないでくれたといえるでしょう。


『本草綱目』 にはカボチャのことを、「中を補い気を益す」と記し、栄養効果の高いことを認めています。


カボチャの果肉は澱粉と糖質が主ですが、蛋白質、脂質を含むほかビタミンAの素になるβカロチンが豊かで、B群、C、E、ミネラル分なども多く含まれています。


これらがバランスよく含まれていて消化がよく、体を温める作用もあるので、病後の回復期や虚弱体質の人は積極的にとりたい食べ物でしょう。


種子の薬効も見逃せなく、種子には脂肪油が40%ほど含まれており、主にリノール酸だからコレステロール値を下げ、動脈硬化の予防に役立ちます。


中国でデザートにカボチャやスイカの種を食べるのは道理にかなっているわけです。


漢方では「南瓜仁」といって、回虫駆除にカボチャの種子のしぼり汁を飲みます。





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